陸上自衛隊 資材運搬車のイラスト
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このページの絵は特記以外1ドット50mmで描いています。
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陸上自衛隊 資材運搬車

自衛隊の資材運搬車とは、不整地における物資運搬や築城作業に使うために、施設科、特科、普通科等 あらゆる兵科に配備されている車両です。
この車両ができる前は、ジープが入れない荒地や森の中では 人力で重量物を運ぶか、わざわざ道路を作っていたわけで、この手の装備があるということは 強い軍隊の証明といえます。
この車両は、諸岡という建機メーカーの「キャリアダンプ」をベースに、2tクレーンを装備し 助手席を追加するなどして自衛隊仕様としたもので、平成2年(1990年)から導入されました(オノデラというメーカーからも同形を少数購入。)。
操縦席と助手席は、間にクレーンが挟まるため それぞれ独立し、前から見ると凹型の車体形状です。なお、操縦席は左側で、助手席は右側です。
助手席を追加したことにより 誘導・玉掛要員を乗せることができるので、作業性が著しく向上しています。
キャブの両側面は幌葺きとなっており、前面窓と運転席後部窓以外はビニール窓なので、視界は悪いですが 暑い時期はオープンカーにできます。
また、乗員間で意思の疎通をしやすくするため、キャブ内側の幌だけ巻き上げていることもあります。
荷台は3000kgの積載量があり 民生用と同じくダンプしますが、自衛隊の場合は箱モノを運ぶ方が多いので、後面・側面は下開きの煽り戸となっており、あらゆる積荷に対応しています。
また、最近製作のものは、後部煽り戸が(トラ55000形無蓋車の試作車のように・・・。)上下どちらにも開くように改良され、土砂の荷下ろしが しやすくなりました。
クレーンは2tの能力があります。
運転席の間に前向きで格納するのが定位置ですが、トラックや船、貨車に積んで移動する時、要するにフェリー時は、全長が短くなるように荷台側に格納します。またその際はバックミラーも畳みます。
このように多数のギミックを備えた車両で、施設科を中心に配備され 大変重宝がられていますが、その能力は災害派遣の際も いかんなく発揮されています。
東日本大震災後には その有用性が あらためて認識され、大量増備がされました。
もしかしたら 民間向けのものより 量産されているのかもしれません。あなたの家にも1台如何ですか?
この資材運搬車は 公道も走れますが、一般的に現場までは3トン半ダンプトラックに積まれて移動します。
小柄なので、20ft海上コンテナに収めることもできますし、輸送機からの空中投下もできます。
資材運搬車の塗装は、通常 オリーブドラブ単色迷彩ですが、前線近くに配備される部隊の車両は 2色迷彩が施されています。
陸自の2色迷彩は、濃緑色のベースに土色の太帯が縦に入るものですが、履帯部分を起点として「何個目の転輪は茶。」などと車両形式毎に大体揃えてあるようです。また、回転部は単色になるようになっています。
資材運搬車は 国連平和維持活動(PKO)にも毎回派遣され、UN塗装で働いています。
3トン半ダンプについては のりものの絵を 参照してください。
陸上自衛隊 資材運搬車(1ドット50mmで描いたものを200%拡大)


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