ヘリコプターの絵



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このページの絵は特記以外1ドット100mmで描いています。


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陸上自衛隊 CH-47J/CH-47JA 航空自衛隊 CH-47J チヌーク(1ドット50mm。)

陸上自衛隊 CH-47J チヌーク 駐機陸上自衛隊 CH-47J チヌーク 駐機アイドリング 後部扉開陸上自衛隊 CH-47J チヌーク 後傾飛行陸上自衛隊 CH-47J チヌーク 水平飛行 後部扉開陸上自衛隊 CH-47J チヌーク かんじき(スノーシュー)装備 冬期迷彩 水平飛行 後部扉半開陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク 駐機陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク 防塵フィルター(EAPS)装備 駐機陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク 後傾飛行 後部扉半開陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク 水平飛行陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク チャフ・フレア搭載 水平飛行 後部扉半開陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク ドアガン・チャフ・フレア搭載 水平飛行 後部扉半開陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク チャフ・フレア搭載 前傾飛行 後部扉半開陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク ガンシップ チャフ・フレア搭載 前傾飛行 後部扉開航空自衛隊 CH-47J チヌーク 駐機航空自衛隊 CH-47J チヌーク 水平飛行

陸上自衛隊 CH-47J及び CH-47JAは、主力輸送ヘリとして 木更津の第1ヘリコプター団の30数機を筆頭に、関東以西に60機以上が配備されています。愛称はチヌーク。
チヌークは、機内外に10トン前後の貨物を積載でき、陸自の主力車両である高機動車も機内に搭載できます。部隊の空中機動力の中枢となる存在です。
また、自治体の要請で7.5トンの放水バケットを吊り下げて山火事消火にも駆り出されます。

昭和61年(1986年)導入のCH-47Jは、米陸軍のCH-47D型を基に 川崎重工でライセンス生産されたもので、直輸入機も含めて34機が製作されました。現在徐々に退役が進んでいます。
CH-47JAは、米陸軍のCH-47SD型に倣って燃料タンクを倍にして 航続距離延伸を図ったほか、気象レーダー等を装備して夜間飛行能力を向上させたものです。
ただし、JA型はJ型に比べて若干スピードが落ちるほか、燃料を満載すれば その重量分の貨物を減らさなければならないため、J型が劣るという訳ではありません。
CH-47JAは平成7年(1995年)から36機が導入され、今後も増備されますが、令和2年(2020年)から導入分は、米陸軍のCH-47F型相当の機材にアップグレードされるそうです。

また、航空自衛隊は 陸自より早く 昭和59年(1984年)から20機以上チヌークを導入していて、CH-47Jとして15機ほど維持しています。基本的に陸自機と同じ仕様で、JAタイプをCH-47J(LR)と呼ぶこともありますが 一貫してJ型を名乗っています。
空自機は製作年次が飛び飛びなので、機体毎に ちょっとづつ仕様が違います。また、救難用ホイストを常設しているのが特徴です。
空自のチヌークは、基地間の物資輸送という裏方な任務についていて目立たない存在ですが、僻地のレーダーサイトの維持には無くてはならない存在で、稼働率が高いのか 陸自の機体より早く世代交代が進んでいるようです。

空自のチヌークは、ヘリコプター空輸隊として全国に分散配備されていますが、先に記したように陸自のチヌは東北・北海道には配備されておらず、北国での自然災害の際は 主にUH-1Jが頑張ってます。
陸自チヌークの配備先と記号は以下の通り。

HGPIII 第1ヘリコプター団 第1輸送ヘリコプター群 第103飛行隊
HGPIV 第1ヘリコプター団 第1輸送ヘリコプター群 第104飛行隊
HGPV 第1ヘリコプター団 第1輸送ヘリコプター群 第105飛行隊
HGPVI 第1ヘリコプター団 第1輸送ヘリコプター群 第106飛行隊
TIX 第1ヘリコプター団 輸送航空隊 第109飛行隊
XIIH 第12旅団 第12ヘリコプター隊 第2飛行隊
MH 中部方面航空隊 中部方面ヘリコプター隊 第3飛行隊
WH 西部方面航空隊 西部方面ヘリコプター隊 第3飛行隊
XVH 第15旅団 第15ヘリコプター隊 第2飛行隊
SD 航空学校 教育支援飛行隊
SK 航空学校 霞ヶ浦校

全国展開を旨とする第1ヘリコプター団の機体には、国際任務対応機が多く含まれています。
国際任務対応機は、対空ミサイル対策としてチャフ・フレア装置一式を備えるほか、重機関銃や防弾板、砂漠な地域向けにエンジンのフィルター(EAPS)を装着できます。
その他、衛星電話にも対応しているなど 諸々の改良がなされているとのこと。
今後、第1ヘリコプター団分が充足されれば、他の部隊にも配備されて行く事でしょう。

ところで、絵を描いてて気がついたのですが、陸自の迷彩塗装は航空機用と車両用で異なっており、特に茶色は、航空機用のものは車両用よりも明るい色を使っています。ところが、車両用を塗ったであろうOH-6Dの例や、航空用を塗ったような車両もありで、例外もけっこうあります。
空自のチヌは、陸自とは作戦環境が違うので、独自の迷彩塗装となっています。
自衛隊航空機の迷彩は、ただ適当に帯を描いている訳では無く、機種毎に機体形状を欺瞞できる最適なパターン見本に従って手描きされています。
フリーハンドなので まったく同じ機体は存在しませんが、塗り分け方は同じなので、個体識別を困難にする効果もあります。

絵は頑張っていろんな角度で描きましたが、ヘリが飛ぶときは 加速時に前傾し、巡航時は水平、減速・ホバリング時は後傾となる傾向があります。
この絵の動画は落ち穂拾い。へ。

陸上自衛隊 CH-47J チヌーク

陸上自衛隊 CH-47J チヌーク

マーキングは第1ヘリコプター団第2ヘリコプター隊第2飛行隊のもの。

陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク

陸上自衛隊 CH-47JA チヌーク

マーキングは第12旅団第12ヘリコプター隊第2飛行隊のもの。

航空自衛隊 CH-47J チヌーク

航空自衛隊 CH-47J チヌーク


航空自衛隊 CH-47J(LR) チヌーク

航空自衛隊 CH-47J(LR) チヌーク


海上自衛隊 HSS-2 初期塗装

海上自衛隊 HSS-2 初期塗装


海上自衛隊 HSS-2A 艦載型

海上自衛隊 HSS-2A 艦載型


海上自衛隊 HSS-2B 艦載型

海上自衛隊 HSS-2B 艦載型


海上自衛隊 S-61A 輸送型

海上自衛隊 S-61A 輸送型


海上自衛隊 S-61A 救難型(後期)

海上自衛隊 S-61A 救難型(後期)


イギリス海軍 ウエストランド・シーキング HAS.5

イギリス海軍 ウエストランド・シーキング HAS.5

ウエストランド・シーキングはテイルローターが6枚なのが特徴です。

エジプト空軍 CH-47C(M)

エジプト空軍 CH-47C(M)


海上自衛隊 SH-60K 基本

海上自衛隊 SH-60K 基本


海上自衛隊 SH-60K+ソノブイランチャー+魚雷

海上自衛隊 SH-60K+ソノブイランチャー+魚雷


SH-60K+魚雷

海上自衛隊 SH-60K+魚雷


海上自衛隊 SH-60K+増槽

海上自衛隊 SH-60K+増槽


海上自衛隊 SH-60K+ヘルファイア

海上自衛隊 SH-60K+ヘルファイア


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海上自衛隊 SH-60K+爆雷

海上自衛隊 SH-60K+爆雷


フランス海軍 SA321Gb シュペル・フルロン

フランス海軍 SA321Gb シュペル・フルロン

フランス海軍の輸送・哨戒ヘリコプター


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